第２回放送　ゲストは志賀高原索道協会事務局長　山本さん

🐒✨第２回放送ゲストは志賀高原索道協会事務局長　山本さん📻✨

🎧 今回の放送内容

番組の冒頭では、寺嶋さんが四国へのお遍路から帰ってきたばかりというエピソードが語られました。
そして雪の気配を感じさせる天候の中、志賀高原索道協会の山本さんがスタジオに来てくださいました。
この日の朝8時の時点で志賀高原は10度ほどあり、まだ雪が降るには少し気温が高かったそうです。

志賀高原スキー場の規模と世界レベルの雪質

志賀高原は標高1,400メートルから2,307メートルという高所に位置していて、山本さんは「他のスキー場の山頂が志賀高原の麓くらい」と例えて説明されていました。
寺嶋さんも強調していましたが、志賀高原は世界的に見ても非常にグレードの高いスキー場で、その広さや高さ、そして何より雪質の素晴らしさは格別なのだそうです。意外にも地元の人たちがその価値を知らないことがあるというのが、もったいないとお二人は口を揃えていました。

志賀高原には18ものスキー場があり、それらを46機のゴンドラやリフト、そしてシャトルバスでつないでいます。
山本さんが強調されていたのが、滋賀高原の雪質です。
内陸に位置しているため、湿った雪は日本海側で落ちてしまい、乾いた空気だけが志賀高原に届いて雪を降らせるのだそうです。豪雪地帯ではありませんが、サラサラの乾いた貴重な雪が降るのが志賀高原の特徴で、転んでも濡れることがほとんどありません。
世界の一流スキーヤーたちが絶賛する雪質で、「スキーが1ランク上手くなった感じがする」とも言われているそうです。

今シーズンから導入された最新鋭ICチケットシステム

今シーズンから志賀高原では最新鋭のICチケットシステムが導入されました。
インターネットでリフト券を事前に購入しておけば、窓口に寄らずに直接リフトのゲートに向かうことができます。ICチップが入ったチケットを左胸のポケットや腕に入れておけば、ゲートのアンテナが自動で読み取ってくれるので、手袋を外す必要もなく、ストックを落とす心配もありません。20年ほど前まではスキーウェアの上からリフト券バンドをつけるのがおしゃれだった時代もありましたが、時代は大きく進化したようです。

注目の「モンキーショー」イベント

今シーズンの注目イベントとして紹介されたのが「モンキーショー」です。昨シーズンもテスト的に開催されて好評だったこのイベントは、今シーズンは場所を滋賀高原総合会館のホールに移して、より本格的に実施されます。日光のモンキーエンタープライズから2頭のお猿さんが出演し、滋賀高原オリジナルのストーリーで夜のエンターテイメントを提供してくれます。シーズン中に3回開催予定で、昨年は各回50人ほどのお客様が楽しまれたそうです。

今年は英語の通訳もしっかりと入り、日本人だけでなく海外からのお客様も楽しめるように工夫されています。寺嶋さんが指摘されていましたが、お猿さんという存在はアジアチックで、外国の方にとっては非常に不思議で魅力的な生き物なのだそうです。しかもこのモンキーショーでは、ビュッフェスタイルのフランス料理と回転寿司を楽しみながら鑑賞できるという贅沢な内容になっています。

スキー場オープン時期と雪の状況

当初11月15日にオープン予定だったスキー場は、残念ながら延期となりましたが、翌日からの寒気に期待して3連休を目指して準備を進めているとのことでした。
この時期はまだ地面が冷えていないため、天然の雪でしっかり冷やしてから人工降雪機で整えていくという作業が必要なのだそうです。

ファミリー層におすすめのゲレンデ・施設

ファミリー層へのおすすめとしては、丸池のキッズパークが紹介されました。動く歩道やメリーゴーランドのようなチューブ遊具があり、スキーをしない小さなお子さんでも雪遊びが楽しめます。また、奥志賀高原や横手山にはなだらかな緩斜面があり、ファミリーでのスキーに最適だそうです。18ものスキー場があるので、何度も訪れて自分のお気に入りのゲレンデを見つけてほしいとのことでした。

国際化への取り組み〜IKON PASS加盟

今シーズンから、志賀高原は世界70カ国のリゾートとつながるアイコンパスに加盟しました。
これにより、アイコンパスのシーズン券を持つ海外の方が5日間または7日間、志賀高原を利用できるようになり、国際的な注目がさらに高まることが期待されています。

エンディングメッセージ

番組の最後に山本さんは「志賀高原は雪の美しさはもちろん、春夏の緑、そして人の温かさも魅力です。四季折々の自然を感じながらぜひ遊びに来てください」と、リスナーの皆さんに温かいメッセージを送られていました。
昼間はスキーを楽しみ、温泉に入り、夜はモンキーショーを見ながら美味しい食事を楽しむ。
世界最高級のパウダースノーを体験できる、魅力いっぱいのリゾートだということが伝わってくる放送内容でした。